旦那に話が通じなくてイライラしませんか?実は男女の脳の違いを知るだけで劇的にラクになります。
ある日の夕食後。
妻が言った。

そういえば、今日ゴミの日だったわよ。
私は胸を張った。

出したよ。

資源ごみの方ね。

・・・。

出してないよね?

いや、その・・・。

忘れたの?

忘れたというか・・・。

うん。

タイミングを逃した。

忘れたのね。

言い方って大事だからね?

意味は同じ
私は必死に説明した。

朝、ちょっとバタバタしてて。雨が降りそうだったし。他にもやることがあって。実は、昨日よく寝てなくて。

つまり?

・・・忘れました。

最初からそう言えば30秒で終わった話なのよ。
今日の会話、ズレ解説
人間関係の中で、
意外と難しい言葉があります。
それは
「ありがとう」
ではありません。
実は、
「ごめんね」
です。
多くの人は、
謝れない人を見ると
- プライドが高い
- 意地っ張り
- 頑固
と思います。
もちろんそういう場合もあります。
でも、実際には、
もっと、別の感情が隠れていることがあります。
- 責められるのが怖い
- 悪者になりたくない
- 嫌われたくない
- 自分を守りたい
つまり、
謝れない理由の奥にも
恐れがあることが多いのです。
わが家の場合
正直に言います。
私は謝るのが得意ではありません。
今でもです。
なぜか。
考えてみると、
謝った瞬間に
自分が全部悪い
と、認めるような気がしていたからです。
だから私は、
まず説明します。
言い訳します。
状況説明をします。
背景を語ります。
そして、最後の最後に、
小さな声で
「ごめん。」
になります。
順番がおかしい。
今ならわかります。
相手が欲しいのは、
裁判ではありません。
事情説明でもありません。
まずは
「嫌な思いをさせてごめんね」
なのです。
その一言で、
相手の心はずいぶん違います。

20年かけて気づいた。

気づくの遅い。
謝罪は負けではない
私が長年勘違いしていたことがあります。
それは、
謝ったら負け
という、考えです。
でも、実際は違いました。
謝るというのは、
悪人になることではありません。
責任を全部背負うことでもありません。
相手の痛みを認めることです。
例えば、
そんなつもりじゃなかった
という場面があります。
でも、
相手は傷ついている。
その時に必要なのは、
弁解ではなく共感です。
「傷つけるつもりはなかった。」
ではなく
「傷つけてしまったならごめんね。」
この違いは大きいのです。
本当に強い人は謝れる人
謝ることは弱さではありません。
むしろ逆です。
自分の非を認めるには勇気が必要です。
プライドを守るのは簡単です。
でも、関係を守る方が難しい。
だから、
謝罪とは
自分の正しさより
相手との関係を選ぶ行為なのだと思います。
読者への宿題
最近、
誰かに対して
「ちょっと悪かったな」
と、思っていることはありませんか?
大きなことでなくて構いません。
- 言い方がきつかった
- 約束を忘れた
- 連絡を後回しにした
- 話をちゃんと聞かなかった
もし思い当たることがあったら、
短い言葉で伝えてみてください。
「この前はごめんね。」
理由は後でいいのです。
まずは謝る。
それだけでも関係は少し動き始めます。
次回予告
ここまで、
私たちは
- 悪魔のダンス
- 心の傷口
- 共感と解決
- Iメッセージ
- 察して文化
- 思い込みフィルター
- 感謝
- 謝罪
について考えてきました。
すると、次に見えてくるのは、
夫婦でも親子でも職場でも起きる
ある不思議な現象です。
ケンカしているわけじゃない。
でも会話が減っていく。
沈黙です。
なぜ人は、
話し合うことをやめてしまうのでしょうか。
次回は、
「沈黙は関係を守るのか、壊すのか」
について、考えてみます。


ごめんを言うのって難しいな。

ありがとうの10倍くらい難しいね。

でも、必要なんだろうな。

そう思ったならまず、ゴミ出し忘れを謝ろうか。

・・・ごめんなさい。
つづく。


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