旦那に話が通じなくてイライラしませんか?実は男女の脳の違いを知るだけで劇的にラクになります。
ある日の夕方。
私は、スーパーで買い物をしていた。
妻からLINEが入る。

牛乳お願い
私は返信した。

了解
数時間後。
帰宅した私を迎えた妻の様子が、少し冷たい。

どうしたの?

別に。

その「別に」は危険なやつだなぁ?

今日、機嫌悪かった?

え?

LINE。

牛乳?

うん。

ちゃんと買ったよ?

そうじゃなくて。

じゃあ、何!?

なんか、冷たかった。
私はスマホを見た。
『了解』

たった二文字?

そう。

いやいや!短いだけだったから!

それを冷たいと感じたの。
私はしばらく考えた。
そして気づいた。
私は
「事実」
しか見ていなかった。
妻は
「意味」
を受け取っていた。

なるほど、同じLINE見てるのに映画が違う。
今日の会話、ズレ解説
会話がズレる原因のひとつは、
事実と解釈を混ぜてしまうこと
です。
例えば、
- 事実
「返信が了解だけだった」
これは誰が見ても同じです。
ところが、
そこから先は人によって違います。
- 解釈①
忙しかったんだな - 解釈②
怒っているのかな - 解釈③
面倒だったのかな - 解釈④
いつも通りだな
事実は一つ。
解釈は、何通りもあります。
ところが、私たちは、
自分の解釈を事実だと思い込みやすいのです。
「無視された」
ではなく
「無視されたように感じた」
「嫌われている」
ではなく
「嫌われている気がした」
ここには、大きな違いがあります。
わが家の場合
振り返ると、
私は、ずっとこの間違いをしていました。
例えば妻が無口だった日。
私はすぐに考える。
怒っている。
でもよく考えると、
それは事実ではありません。
事実は、
今日はあまり話さなかった。
だけです。
- 怒っているのか、
- 疲れているのか、
- 考え事をしているのか、
- 単に眠いのか。
本当のところは聞いてみないとわかりません。
ところが、私は、
勝手に
「怒っている」
と解釈し、
勝手に落ち込み、
勝手に距離を取り、
そして勝手に傷ついていました。

一人相撲じゃないか。

かなり派手な。
そして妻もまた、
私の態度を見て
別の解釈をしていたかもしれません。
こうして、
お互いの頭の中で作られた物語同士がぶつかり合う。
これも会話のズレの正体のひとつなのです。
思い込みフィルターは誰にでもある
これは性格の問題ではありません。
人間の脳は、
わからない部分を勝手に埋めようとします。
その方が楽だからです。
だからこそ、
人間関係がうまくいく人は
断定する前に確認します。
「怒ってる?」
ではなく
「何か気になることある?」
「無視された!」
ではなく
「さっき、聞こえなかった?」
「私のこと嫌いなんだ!」
ではなく
「最近少し距離を感じてるんだけど、どうかな?」
確認が入るだけで、
思い込みによる事故は激減します。
読者への宿題
今日一日、
自分が「決めつけていること」を探してみてください。
例えば、
- あの人は怒っている
- あの人は私を嫌っている
- あの人は無関心だ
と思ったとき、
こう言い換えてみます。
私はそう感じている
すると、
事実と解釈が少し分かれて見えてきます。
それだけで会話はずいぶん楽になります。
次回予告
ここまで読んできて、
こんなことを思った方もいるかもしれません。
会話って難しくない?
その通りです。
でも安心してください。
実は人間関係を変えるのに、
長い話し合いは必要ありません。
たった一言で空気が変わることがあります。
その一言とは、
「ありがとう」
です。
次回は、
なぜ感謝の言葉が人間関係を修復するのか。
そして、
なぜ長く一緒にいるほど言わなくなるのかを考えてみます。


つまり「了解」は危険と。

人による。

じゃあ、何て返せば良かった?

了解。帰りに買っとくね。

9文字増えただけ?

その9文字が大事なのよ。
つづく。


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