こんにちは、皆さん。今日のテーマは感謝です。もしかしたら、私と同じような人もいるかもしれません。

私はどちらかというと、人に感謝されることが得意で、献身的に動くことが好きです。ボランティア活動もよくしますし、人に尽くすことは苦になりません。

でも、よく考えてみると、その根底には、誰かの役に立って感謝されたいという気持ちがあったのかもしれないな、と思うことがあります。

先日、ある社長さんの話を聞きました。その方は「感謝されるより、感謝するシナリオを組み立てている」とおっしゃっていました。これを聞いたとき、ハッとしました。

感謝されるのは簡単、感謝するのは難しい

感謝されることって、意外と簡単です。誰かに何かをしてあげれば、「ありがとう」と返ってきます。

でも、これには危険が潜んでいます。

「こんなに良いことをしてあげたのに」という気持ちが少しでもあれば、それは感謝を求めている状態であり、一歩間違えれば、相手に対してマウントを取っていることになりかねません。

感謝のシナリオを作るということ

一方で、感謝することはどうでしょうか?

感謝するためには、へりくだることが必要です。

「あの人に感謝するのはちょっと嫌だなぁ」と思っているうちは、心の底から感謝することはできません。

これは、私自身の経験からも感じることです。

私の場合、母に対して感謝するのがとても苦手です。

食事を作ってもらっても、遅くまで私の帰りを待ってくれていても、「ありがとう」の一言が出てきません。

母に対してありがとうが言えない

食事の時は「またこのメニューか…」「なんだか甘辛いだけで美味しくない」と、心の中で文句を言っています。

夜遅くまで待ってくれている時も「どうせまた明日、具合が悪くなるんだから、早く寝ればいいのに」「別に待っててなんて言ってないのに」と、勝手なことばかり考えています。

なぜこんな風に思ってしまうのかというと、「昔から母は料理が下手だ」とか「心配しすぎだ」という思い込みがあるからです。これでは、感謝の気持ちは生まれてきません。

では、「感謝するシナリオを作る」とはどういうことでしょうか。

それは、自分が誰かにありがとうと言える状況を、自ら作り出す活動のことです。

例えば、こんな風に考えてみるのはどうでしょう。

感謝するシナリオを作る

「あの仕事、まだ手つかずで残っているな。自分でもできるけれど、少し暇そうなあの人に任せてみよう。完成したら『ありがとう』って言えるだろうから。」

バスを降りる時に、お年寄りに席を譲った人を見たら、その人に直接ではなく、運転手さんに「今、おばあさんの手を引いて降りるのを手伝ってましたね。代わりに私からお礼を言います、ありがとうございます」と伝えてみる。

マウントではなく、へりくだる自分になるために

こうした活動を意識的に行うことで、私たちはマウントを取る自分から、へりくだることができる自分へと変わっていけるのではないでしょうか。

誰かに何かをしてもらったら、素直にありがとうと言える心。

その心を育むことで、周りの世界も、そして自分自身も、もっと豊かになるはずです。

皆さんは、最近誰に感謝を伝えましたか?そして、どんな感謝のシナリオを組み立ててみたいですか?

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